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アトランティック・ブルータング

Acanthurus coeruleus

アトランティック・ブルータング(Acanthurus coeruleus)は、大西洋のサンゴ礁や海草帯の縁にすむ鮮やかな青色のニザダイ科魚で、幼魚と浅い透明な水域の成魚が最も色鮮やかです。主に藻類を食べ、よく見られる礁性魚ですが、個体数の多さは地域差があります。

Saltwater
Atlantic Blue Tang reference image
Sylfred1977, cc-by-sa, via Wikimedia Commons. Source: Wikimedia Commons.

Identification points

  • 成魚は全身が均一なコバルトブルーで、幼魚は鮮やかな黄色。
  • 体高が高い楕円形のニザダイ体型で、尾柄は細く、尾の付け根に棘がある。
  • 小さな口と連続した背びれ・尻びれを持ち、幼魚や亜成魚では尾が淡色〜黄味を帯びることが多い。

Habitat

浅いサンゴ礁、礁縁、岩礁のパッチリーフ、ラグーン、藻類が豊富な海草帯にすむ。通常は透明な熱帯西大西洋〜カリブ海のごく浅場から水深約30mまでに見られる。

Bait notes

本格的な食用ターゲットではなく、狙って釣られることは少ない。外道で掛かる場合は、藻が付いた小さな餌、エビの小片、小型のリーフ用ジグに反応することがあるが、実際には採食中に小さな自然片をついばむことが多い。

Behavior

昼行性の採食魚で、日中の大半を岩や礁表面の糸状藻をついばむのに使う。特に幼魚はゆるい群れや小さな群れを作り、夜は礁の構造物に身を隠す。

Caution

尾の付け根の鋭いカミソリ状の棘で手を切るおそれがあるため、取り扱いは慎重に。地域によってはリーフ魚の採捕規制があり、通常は食用目的の対象ではない。

Fishing notes

リーフ周りでの超ライトタックルの外道として釣れるのが中心。小さなフックと軽い仕掛けを使い、構造物の近くでは繊細に見せることが重要。大きなルアーを追う魚ではなく、表面をついばむように食うため、丁寧な誘いが効く。