アユ
Plecoglossus altivelis
アユ(sweetfish)は東アジアに分布する通し回遊性の魚で、沿岸域と河川の間を移動し、その後は澄んだ流れのある渓流で生活・採餌します。食用魚として珍重され、自然分布域や放流河川で重要な季節魚です。
Freshwater

Identification points
- 細長く左右に平たい体型で、背中のカーブがはっきりしている
- 小型で銀白色〜金色がかった体色をもち、ひれに黄色味があり、尾びれは深く二又に分かれる
- 口と歯は付着藻類を削り取るのに適し、頭部は小さく尖って見える
Habitat
澄んでいて冷たい河川・渓流の、適度な流れがある瀬や平瀬に多く、とくに石礫底の早瀬や流れの筋で見られます。稚魚は沿岸域や汽水域にいることもあり、その後遡上します。
Bait notes
伝統的な餌としては天然の藻、アユ用の練り餌、許可されていれば小さく切ったエビやミミズが使われます。小型スプーン、極小スピナー、マイクロフライも有効ですが、多くの地域ではルアーよりも餌釣りのほうが一般的です。
Behavior
アユは岩に付いた藻類や珪藻を削って食べるため縄張り性が強く、流れの当たる石の上に小さな採餌場所を作ることが多いです。暖かい季節に食いが立ち、流れが良く日当たりのある区間で群れることがあります。
Caution
規制は地域差が大きく、漁場によっては厳しく管理されています。地元の禁漁期、仕掛けの規則、放流制限を必ず確認してください。種固有の強い毒性は知られていませんが、汚染された河川の個体は食べないでください。
Fishing notes
石に藻が付く浅い瀬や早瀬を、細い糸と小針で狙います。底付近を流す釣りや、ゆっくりとした上流キャスト&リトリーブが有効です。日本では、活きたオトリを使う友釣りで狙うのが一般的です。