ニシン
Clupea harengus
Atlantic herring(Clupea harengus)は、北大西洋に生息する小型で銀色の群泳性外洋魚です。沿岸域から沖合まで濃密な群れを作り、大型魚、海鳥、海産哺乳類の重要な餌生物です。
Saltwater

Identification points
- 細長く左右に平たい体と、深く二叉した尾びれ
- 明るい銀色の体側に青緑色の背中、側線がない
- 短い背びれが1基あり、腹部に鋭く隆起した稜鱗が並ぶ
Habitat
冷温帯の北大西洋の海域に生息し、沿岸の湾や大陸棚から沖合の外洋域まで見られます。浅い砂底・礫底・岩礁域で産卵し、卵は基質や海藻に付着することが多いです。
Bait notes
スポーツフィッシュとしてはあまり狙われませんが、ニシンの切り身、エビ、二枚貝の小片を付けた小針で掛かることがあります。群れが表層付近で捕食しているときは、小型のシルバー系ジグ、サビキ、極小のメタルスプーンが有効です。
Behavior
非常に強い群泳性と回遊性を持ち、産卵と摂餌に伴って季節的に沿岸移動します。主にプランクトン性甲殻類、魚卵、小型生物を細かい鰓耙でこし取って食べます。
Caution
食用にするなら、清浄な水域で釣れた個体をすぐ氷締めにし、速やかに処理してください。ニシンは非常に傷みやすい魚です。産卵群周辺では、地域の禁漁や使用漁具の規則を確認してください。
Fishing notes
確認できる群れ、ベイトの濃い場所、産卵場の周辺を、ライトタックルと小型で速めに動かす仕掛けで探ります。サビキやフラッシャーリグが定番で、仕掛けは小さく、現地の餌生物サイズに合わせるのが重要です。ジギングやトローリング中に外道として掛かることも多いです。