アニュラーシーブリーム
Diplodus annularis
アニュラーシーブリームは、地中海沿岸と東部大西洋に生息する小型のタイ科魚で、海草帯、岩礁、港湾の近くなどの砂地や混合底でよく見られます。小型底生無脊椎動物を食べ、主対象というより外道として釣れることが多い魚です。
Saltwater

Identification points
- 尾の付け根を取り巻く細い暗色の帯がある銀色の体
- 目のすぐ上から吻先・額にかけて走るはっきりした暗色帯
- やや側扁した小型のタイ型で、尾びれは比較的深く二又に分かれる
Habitat
砂底、礫底、海草帯、岩礁の縁、港湾構造物のある沿岸浅場に生息し、通常は波打ち際から中深度まで見られます。幼魚は静かな湾やラグーンのごく浅い場所にとどまることが多いです。
Bait notes
小さく切ったエビ、イワムシ、イソゴカイ、イカ、ムール貝、ハマグリの小片が有効です。小型のソフトルアーや軽いマイクロジグも使えます。口が小さいので、餌は小さめにします。
Behavior
群れで行動する機会の多い機会的な底食性魚で、ゴカイ類、甲殻類、貝類、小型の底生生物をついばんで食べます。薄明薄暮に活発で、海底近くに置いた餌によく反応します。
Caution
この魚自体に特有の大きな危険性はありませんが、タイ科は地域ごとに規制や最小サイズが異なるため、現地ルールを確認してください。沿岸の食用魚として扱い、貝毒や水質注意報が出ている海域では食べないでください。
Fishing notes
細いフロロカーボン、#小針、小型シンカーリグ、またはウキ釣りで海底付近を狙うライトタックルが向きます。透明度が高い水では、藻場や岩の脇の砂地に短く静かにキャストする方が、重い仕掛けより釣果が出やすいです。