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クロハゼ

Gobius niger

クロハゼは、浅い海や汽水域のやわらかい底にすむ小型の底生ハゼです。砂底や泥底、アマモの縁でじっとし、小さな無脊椎動物を素早くついばみます。

Brackish
Black Goby reference image
Isabelle Cheret, cc-by, via Wikimedia Commons. Source: Wikimedia Commons.

Identification points

  • がっしりした丸みのある頭部と、はっきり分かれた2基の背びれをもつ小型のハゼ
  • 体色は暗褐色〜黒っぽく、斑模様や淡いまだらが入ることが多い
  • 腹びれがハゼ特有の吸盤状になっており、底面で休む姿勢が目立つ

Habitat

浅い沿岸域、湾、ラグーン、汽水域、波の穏やかな近岸の砂底・泥底。アマモ、海藻、岩、杭などの底質や障害物の周辺によく付く。

Bait notes

小さな生餌が有効です。イソメ、アオイソメ、アミエビ、細切りの切り餌、アサリやカニの小片がよいでしょう。ボトム付近を丁寧に探れば、小型ソフトルアー、マイクロジグ、餌付けしたサビキ風仕掛けでも掛かります。

Behavior

底で待ち伏せして、甲殻類、ゴカイ類、軟体動物などの底生生物を食べます。動きはあまり多くなく、隠れ場所の周辺に縄張りを持ち、海底近くで最も活発です。

Caution

一般に危険な魚ではありませんが、地域によっては対象外魚または低利用魚として扱われ、規制の対象になることがあります。底魚を混同しやすいので、採捕時は保護対象や類似種との誤同定に注意してください。

Fishing notes

ライトタックルで、仕掛けは底ぴったりか底上すれすれに通します。小さな針、細めのハリス、ゆっくり沈むセッティングが効果的です。アタリは繊細なので、感度の高い竿先と軽いオモリが有利です。