アトランティック・トリプルテール
Lobotes surinamensis
アトランティック・トリプルテール(Lobotes surinamensis)は、大型で左右に平たい沿岸魚で、浮遊物や表層の漂着ゴミのそばに漂い、横向きになって葉や折れた海藻をまねることが多い。暖かい熱帯〜亜熱帯域で、小魚、エビ、カニを待ち伏せする機会捕食者。
Saltwater

Identification points
- 深くて楕円形、強く側扁した体に大きな頭と小さな口をもつ
- まだらの褐色〜暗色の斑があり、横向きに漂うと浮いた葉のように見える
- 背びれと臀びれが長く、胸びれは丸みがあり、後方から見ると特徴的な“三枚尾”に見える
Habitat
大西洋の暖かい沿岸域に分布し、流木や漂着物、杭、ブイ、藻場の縁、マングローブ帯、河口域、時に湾や河口付近でも見られる。幼魚は浮遊物やゴミの下に隠れることが多い。
Bait notes
生きエビ、小型ベイトフィッシュ、カニが有効。ジグやソフトプラスチックなど、ベイトフィッシュやエビを模したルアーも、カバーや浮遊物の近くで自然に見せればよく釣れる。
Behavior
動きの遅い、忍び寄る待ち伏せ型の捕食者で、表層付近や物陰でじっと構え、通り過ぎる獲物に素早く襲いかかる。浮遊構造物を追う習性があり、掛かると意外に強いが、捕食の活性は短くはっきりした時間帯に偏りやすい。
Caution
鱗と粘液を傷めないよう、濡れた手か柔らかいネットで丁寧に扱うこと。フックと魚の強い体つきに注意。地域によってはサイズ、尾数、禁漁期などの規制があるため、必ず確認すること。食用の安全性は地域差があるので、地元の海産物注意情報に従うこと。
Fishing notes
藻場の縁、ブイ、カニかごのフロート、桟橋、漂流ゴミ周りを目視で狙う。魚の進行方向へ先に投げ、軽く沈めてから静かに引くとよい。ライト〜ミディアムタックルが一般的で、派手なアクションより控えめな प्रस्त角度が有利。