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アムボン・デムセル

Pomacentrus amboinensis

アムボン・デムセルは、枝状サンゴと浅いリーフ縁に強く結びつく小型のインド太平洋産スズメダイです。縄張りを持つ雑食性で、藻類や微小な無脊椎動物をついばみ、釣りの対象というよりダイバーに見られることが多い種です。

Saltwater
Ambon Damsel reference image
Rickard Zerpe, cc-by, via Wikimedia Commons. Source: Wikimedia Commons.

Identification points

  • 青みがかった黄色褐色の小型スズメダイで、細かな青い虹色の線や斑点が出ることがある
  • 背びれ基部に近い体の後方上部に、はっきりした暗色斑がある
  • 外洋を泳ぐより、枝状サンゴの頭のすぐ上で静止している姿がよく見られる

Habitat

暖かい熱帯海域の浅いサンゴ礁、ラグーンのパッチリーフ、リーフフラット、とくに枝状サンゴや隠れ場の多い礫底に多い。

Bait notes

標準的な釣魚対象ではなく、狙われることはまれ。飼育下や観察下では、極小のミジンコ類、コペポーダサイズの餌、細かく刻んだ海産餌をつつくが、通常のゲームフィッシュ用の餌やルアーは実用的でない。

Behavior

サンゴ頭周辺で縄張りをつくる。底生藻類、プランクトン、小型甲殻類を食べる。幼魚は身を守るため枝状サンゴの近くに留まり、成魚は小さな採餌縄張りを防衛する。

Caution

リーフに依存する種。サンゴに触れると切り傷が感染するおそれがあるので注意。採集や持ち帰りの前に、地域の規制や海洋保護区のルールを確認すること。

Fishing notes

通常はごく小さなリーフ用タックルでの偶発的な混獲か、合法な場合の観賞魚採集でしか扱われない。釣れたらすぐにリリースし、サンゴを傷つけないよう注意し、大型タックルや大きな餌で狙わないこと。