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バンガイカーディナルフィッシュ

Pterapogon kauderni

インドネシアのバンガイ諸島固有の、小型でサンゴ礁にすむカエルアマダイ科の魚。遮蔽された沿岸域でゆるい群れをつくって静止し、口内で卵や稚魚を保護することで知られる。

Saltwater
Banggai Cardinalfish reference image
Pharaoh Hound, cc-by, via Wikimedia Commons. Source: Wikimedia Commons.

Identification points

  • 銀白色の体に黒い縦帯が2本あり、1本は目を通り、もう1本は体中央を通る
  • 第2背びれと尻びれが長く伸び、棘のある角張った輪郭を示す
  • 深く二叉した尾びれと、体高が高く компактなカーディナルフィッシュ体型

Habitat

バンガイ諸島の、ウニの周り、枝状サンゴ、アマモの縁、静かなラグーンやサンゴ礁平坦部などの浅い保護された沿岸域。きわめて穏やかな水域で構造物の近くにいることが多い。

Bait notes

自然下では極小の獲物を食べるため、一般的な釣り餌よりも、ミジンコエビ、カイアシ類、細かく刻んだオキアミなどの微小な生餌や冷凍餌の方が近い。レクリエーション釣りの一般的な対象ではない。

Behavior

縦方向のヒレを使ってその場にとどまり、小さな甲殻類や動物プランクトンをついばむ。口内保育をする種で、成魚は卵や幼魚を入れた口のふくらみを見せることが多い。

Caution

保全上敏感な固有種で、野生個体群は強い圧力を受けており、多くの地域で取引規制がある。現地規制やCITES、国内採集ルールを確認せずに採取しないこと。

Fishing notes

これは観賞・保全対象の魚であり、ゲームフィッシュではない。取引目的の採集は避けるか厳格に規制されるべきで、シュノーケリングやダイビングで見かけた場合も非接触の観察にとどめる。